令和4年度「Choreographer’s concert vol.2 奨励賞」

2023.04.12

令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業  現代舞踊新進芸術家育成Project2「Choreographer’s concert vol.2」 (2023年1/14・1/15 於:横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール)における出品作品を厳正に審査し選考した結果、令和4年度Choreographer’s concert vol.2奨励賞が決定いたしました。
(令和4年度 Choreographer’s concert vol.2優秀賞は授賞者該当なしとなりました。)

一般社団法人現代舞踊協会制定 令和4年度Choreographer’s concert vol.2 奨励賞 田路紅瑠美


「Cinema」撮影:池上直哉

受賞理由
作品「Cinema」人間模様を円環で切りとる構成力に対して。
略歴
6歳よりダンスを始め17歳より加藤みや子に師事、カンパニーメンバー。
日本大学藝術学部卒業時に学部長賞を受賞。以降国内外で自作を発表しDance Creation Award創作第一位、SAIグループ審査員賞、現代舞踊協会制定 新人振付賞を受賞。ダンサーとしてはBABY-Q、珍しいキノコ舞踊団、白神ももこ、ピチェクランチェン等に参加。2015年よりアーティスト集団ANTIBODIES Collectiveのメンバー。
近年では長谷川寧の振付アシスタントとしてミュージカルの振付・指導にも参加。

一般社団法人現代舞踊協会制定 令和4年度Choreographer’s concert vol.2 奨励賞 石原弘恵&苅谷夏


「CROSS~存在する2人~」撮影:池上直哉

受賞理由
作品「CROSS~存在する2人~」交差する言葉を身体性に置き換えた発想に対して。
略歴
愛知県(名古屋)を拠点に活動するデュオユニット(2017年結成)。
ユニット初作「カオスの関係」は2018年現代舞踊協会中部支部エクステンション公演、国際DUOダンスフェスティバル佂山に招聘され上演。名古屋洋舞家協議会公演(2019)、「Choreographer's Concertvol.1 ー宇ー」(2021)と再演を続け、令和4年度の現代舞踊新進芸術家育成Project3「現代舞踊フェスティバルinあきた」そして同Project2で「CROSS ~存在する2人~」を発表した。名古屋市文化振興事業団×現代舞踊協会中部支部公演にも選出され同作品を発表。今後も貪欲に創作活動への挑戦を続け、ふたりの世界観を融合した新しい試みを常に開拓していきたい。